アジアネット教育研究所は専門家による小学校英語教育、ヘルスケア・マネジメントの情報を提供します

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■e-Learning WORLD 2008 出展レポート

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ANRiプレゼンテーション:「新しいプロフェッショナル教育」
                 −その大渋滞の先に より高くもっと遠くへ −

■ ナレッジの高速道路の大渋滞から抜け出す  

 梅田望夫さんの「ウェブ進化論」に、プロ棋士の羽生善治さんの言葉が掲載されています。

  『 ITとネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなるための高速道路が一気にしかれたということです。でも高速道路を走りぬけた先では大渋滞が起きています。』

 羽生さんは、ICT技術による蓄積情報の活用やネットによるオンラインの機能で、いつでも強い棋士たちと対戦できるようになり、羽生さんが子どものころとは全く違う方法で、短時間かつ低コスト、非常に効率的なやり方で強くなれるようになったということを表現しておられます。それが、将棋が強くなるための「高速道路が一気にしかれた」ということなのです。

 うまいことをいわれたものだと思います。今日のお話では、この「高速道路の大渋滞」を抜け、先をめざして、より高くもっと遠くへ向かうため方法論について、考えてみたいと思います。


■ 職をもったまま学ぶ  

 今年、ネットラーニングは設立10年目の記念の年をむかえました。この十年間のお客様は、延べ約250万人、ユーザ企業は2,665社(校)を数えました。ほんとうにありがとうございます。ネットラーニングのお客様のほとんどの方が、職をもったままネットによる学習で学ばれています。

 ネットラーニンググループの一員のアジアネット教育研究所も、「職を持ったまま学ぶ」学習を支援する課題に、「ヘルスケア・マネジメント」と「小学校英語教育」分野を中心テーマとして取組んでいます。


■ 「大きく変わる」現場を支える  

 「ヘルスケア・マネジメント」と「小学校英語教育」分野には、共通点があります。それは、どちらも新しい制度のもと、大きく舵をきる必要がある分野だということです。前者は、戦後最大といわれる第5次医療制度改革の仕組みがいよいよ本格導入となり、昨年とは異なる状況が生じています。

かたや後者では、小学校における外国語活動(英語活動)の必修化が決まり、ご関係の皆さまは、不安と期待の中でその準備ためにたくさんの時間をかけておられます。

 アジアネット教育研究所では、学会、シンポジウム、Web、メールマガジンを通じて、数多くの皆さまと交流しながら、新しい専門的な情報を発信することを通じて、この分野で活躍する、いわば「新しいプロフェッショナル」の皆さまへのヒントやアイディアをご提供していきたいと考えています。

中澤達彦プレゼンテーションの様子

■ 新しいプロフェッショナルの学習を支援する 「ネットの学習」3つのポイント

 冒頭でも、少し触れましたように、ネットでの学習はたいへん効率がよく、効果が高いことが知られています。

 

(1)成績上位者が集中する領域がある

 ネットでの学習では、早く、短時間で学習を終えた方は、好成績であることが多い傾向がみられます。この方々には、より高度に学ばれて次のゴールを目指すような「高速道路」の出口を用意することができますし、同時に、そうでない結果の方々のフォローを早期に実施することも可能です。

 

(2)成績は正規分布にならず上位に集まる

 集合教育での成績分布は、一般に、中央部が「山型」の正規分布となります。つまり、「だいたい理解した」方が多く、「よくわかった」「よくわからなかった」方は、それより少ないといった結果です。ネットでの学習では、成績が上位に集まる傾向があります。これは、理解度にあわせて、学習する方がペースを調整して個別学習の環境の中で、よく考えたりネットを利用してアドバイザと質疑応答や意見交換をしながら学習を進めることで得ることができる結果です。こうして、やりっぱなしではなく、効果が定着し、持続する研修や学習を実現することができます。

 

(3)ネットの力を活用する学習コミュニティの形成
 最近、ラーニング・コミュニティという言葉をたくさん耳にするようになりました。これは、ポジティブな学習を相互に応援する組織ということができると思います。このコミュニティには、先生やアドバイザなどがもちろん参加するわけですが、主役は学習する方なのです。学習する方が、相互に得意分野を教えあったり、重要ポイントを確認することを通じて「なかま」となり、職場での実践成果を共有してさらに発展させることができるという機能が大切な役割を果たします。
 アジアネット教育研究所は、このような学習コミュニティを形成する仕組みとアイデア、そしてナレッジを積極的に構築していく予定です。

 

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