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■リレーコラム テーマ 2. こうすればもっと良くなる!授業実践

第14回 必然性のある授業展開 ( 1 )
真田恵美子(幼児・児童英語講師,大阪府豊中市、箕面市小学校英語活動 研修講師)

 私は現在大阪府豊中市と箕面市の複数の公立小学校で外国語活動を担当しています。豊中市ではこれまで、国際交流センターに所属するさまざまな国からの留学生を招き、英語に限らずいろいろなことばを外国語体験活動として子どもたちに学ばせてきましたが、今年度から初めて英語ノートを用いて外国語活動を行っています。

 学級担任の先生方と一緒に外国語活動を教えているのですが、先日ある先生からこのようなコメントをいただきました。「これまでの外国語体験活動では、英語を習っている子どもだけがいきいきしていて、それ以外の子どもたちは『英語習ってないからわからない』とずっとうつむき気味でした。でも今は全員が顔をしっかり上げて、声を出して、楽しんでいます。このちがいはなんでしょうね。」 
このちがいについて考えてみたいと思います。

 子どもたちがある英語の表現を言えるようにするために、同じフレーズを何度もリピートさせるような授業はあまりいい授業とは言えません。 子どもたちはその表現を使う必然性を感じず、興味も持てないままただ言わされているという思いが強いため、その表現は子どもたちのことばに ならないからです。

 子どもたちが興味のあるトピックをあげたり、表現を使ったゲームを行うことによって関心を向けさせ、その表現を使う必然性を持たせることにより子どもたちは自発的に表現したくなるのです。子どもたちに「言わせる」「聞かせる」のではなく、子どもたちが「言いたい」「聞きたい」と思うようなしかけをたくさん仕込んでおくのです。子どもたちが設定された目標を 興味を持って自発的に達成していくためにはどのように授業をすすめていけばいいのか、構成・展開をしっかりと考えることがとても大切です。 ただ漠然と活動を行うのではなく、目標に向けた道筋を立てなくてはなりません。 授業の構成・展開にもやはり必然性を持たせなければならないのです。

 次回は具体的な例をあげながら、必然性のある授業の構成・展開について お話したいと思います。

2009年10月30日

 
真田恵美子 (さなだ えみこ)
真田恵美子(幼児・児童英語講師,大阪府豊中市、箕面市小学校英語活動研修講師)

幼児・児童英語講師,大阪府豊中市、箕面市小学校英語活動 研修講師。

著書・その他:
学級担任のための活動アイディア集 5・6年生用―小学校英語 (3) (三省堂、2007/3)
学級担任のための活動アイディア集 3・4年生用―小学校英語 (2) (三省堂、2007/3)

 

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